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自動車保険を出来るだけ安く済ませるにはどうすれば良いの?

 

車は生活する上で欠かせないものですが、維持には本当にお金がかかりますよね。

 

日常的にかかるガソリン代、月々の駐車場代や税金、車検・・・。それ以外にも、雪が降る地域ではスタッドレスタイヤを用意しなければなりませんし、とにかく出費がつきものです。

 

その自動車関係の出費の中でも大きな割合を占めているのが自動車保険の保険料

 

あなたも毎年決して安くはない金額を保険料として支払っていると思います。自動車保険の相場はだいたい1ヶ月平均で約6000~7000円くらいだと言われていますがどうでしょうか?

 

 

いざというときのための保険とはいえ、

 

もっと安くならないかなあ・・・

 

って思いますよね。

 

 

事故にあったりしない限りは、特にお世話になることもないので、なんだか無駄に高いお金を払っているのではないかと思うときさえあります。

 

とはいえ、複雑な補償内容や料金体系に尻込みしてしまい、「どれが必要でどれが不必要なのかよくわからない。」と思いつつ、「万が一のときのためだし、しょうがないか」と、毎年なんとなく更新しているという方が大半ではないでしょうか。

 

そんなあなたに自動車保険を安くする”コツ”をご紹介します。

 

 

補償内容を見直して自動車保険を安くする

 

自動車保険は補償内容を見直すことで、今よりも保険料を安くすることができるのですが、ポイントがあります。

 

ここをチェックして見直せば、安くなる可能性がありますよ、という具体的な5つのポイントです。

 

至極まっとうで普通の方法ですから、誰でも使うことができます。

 

「本当にそんな方法あるの?」
「私の場合は無理なんじゃ・・・」

 

そんな疑問にお先にお答えしておきましょう。

 

ダイレクト型自動車保険に入っているからこれ以上安くならないでしょ?

 

 

自分は保険料が安くなるダイレクト型(通販型)自動車保険に入っているから、これ以上安くするのは無理。

 

そう思っていませんか?

 

実は、ダイレクト型自動車保険に入っているからといって、最も安い保険に入っているとは限りらないんです。

 

すでにダイレクト型に入っているあなたでも、これから紹介する5つのポイントを見直すことで、今よりも保険料が安くなる可能性があります。

 

 

 

ではどうすればよいのかというと、

 

補償内容があなたの条件に合っているかきちんとチェックして、不要な補償を外すことで、まだまだ保険料を安くすることができるのです。

 

このようなことを書くと、決まって次の質問が飛んできます。

 

 

安くなるからって補償を削るのはどうなの?大丈夫?

 

実際に事故にあったときの補償はしっかりして欲しい。いくら保険料が安くなるとはいえ、補償を削ってしまうのは心配・・・。自分じゃ払えない請求が来たらどうするの?

 

そうですよね。その気持ちはすごくよくわかります。

 

いくら保険料が安くたって、いざというときに役に立たないような補償内容では、そもそも保険に入る意味がないですからね。

 

でも、大丈夫です。

 

これから紹介する保険料を安くするコツは、必要な補償まで無理やり削って保険料を安くするような方法ではありません。残すものはきちんと残します。

 

それでも保険料を安くすることは可能です。順にチェックしていくだけで、安心で一番安い自動車保険をサクッと選ぶことができます。

 

 

自動車保険を安くするコツ。5つのチェックポイント

 

自動車保険を安くするには以下の5つのコツがあります。

  • 運転できる人を限定する。「運転者限定条件」「年齢条件」
  • 「人身傷害保険」と「搭乗者傷害保険」は補償内容を確認して不要なら外す
  • 重複のある無駄な特約を外す
  • 車両保険を安いエコノミー型に変える
  • 条件が変わらなくても毎年必ず見積もりを取り直す

1から4のコツは補償の見直しに関すること。自動車保険の補償内容やその仕組は一見複雑ように思えますが、一度覚えてしまえばそれほど難しくはありません。

 

自分の条件に補償内容が見合っているかどうか、つまり、過剰な補償に入っていないかどうかチェックして外すことで保険料を安くできます。順番に解説していくのでチェックしてください。

 

 

5つ目のポイントは、自動車保険の一括見積もりサービスを利用して同じ条件で複数社に見積もりを取ることです。

 

補償内容だけを見直して、保険料が安くなったと安心して終わっていはいけません。実際に保険会社の見積もりを取り直して比較するべきです。これを面倒臭がってやらない方もいらっしゃいますが、本当にもったいないことなんです。

 

補償内容の条件が同じでも、会社によって保険料が1万も2万も違うなんてことはザラにありますので、絶対に外せない工程です。

 

こちらのサービスは無料で複数の保険会社に一括で見積もりを取ることができます。

 

 

 

しつこい勧誘や電話がないので安心して利用できますよ。私も毎年使っていて、更新時の恒例行事となっています。

 

 

 

これから先では1~4の補償内容を見直しを具体的にどうすれば良いのか、1つずつチェックしていきましょう。

 

 

運転する人を限定できるか条件をチェックする

 

「運転者限定条件」「年齢条件」をチェックして、ご自分の車の使用状況に合わせて運転者を限定する特約をつけられないかどうか検討しましょう。

 

年齢条件はどこをチェックすればいいの?

  • 年齢を問わず補償
  • 21歳以上補償
  • 26歳以上補償
  • 30歳以上補償

といった区分がありますので、その車両を運転する可能性がある人(自分に以外にも奥さんや夫、子どもが考えられる)の年齢に合わせて条件を限定します。ちょうど年齢条件の境界にあてはまるときは保険を安くできるチャンスです。

 

運転者条件

  • 本人限定
  • 本人・配偶者限定
  • 家族限定

など、運転者を限定する方法があり、指定する範囲が狭いほど安くなります。

 

 

例) 35歳夫婦と小さな子どもの家族の場合

 

たとえば、35歳の夫婦と小さな子どもが3人という家族構成で、車の免許を持っているのはご主人だけという場合には、「本人限定プラス30歳以上限定」という条件をつけることで、保険料を安くすることができます。

 

たとえば、今まで「家族限定」だったけど、子どもが別居していて運転する機会もないのなら「本人・配偶者限定」に変更するのもありです。

 

 

人身傷害保険と搭乗者傷害保険は補償内容をよく検討する

 

人身傷害保険と搭乗者傷害保険は自分自身と同乗者の怪我を補償する保険です。

 

ですが、この2つは補償内容が重複しています。つまり無駄に多く保険料を払っているということです。

 

保険料を安くしたい場合には、搭乗者傷害保険をなくして人身傷害保険のみの契約にできないかどうか検討する必要があります。

 

内容をしっかりと確認し、自分はどの程度までの補償が必要か確認しましょう。

 

そんなに補償内容を絞ってしまって大丈夫なの?ちょっと心配だなあ。という方もいると思うので解説します。

 

具体的にチェックするポイントはどこ?

 

人身傷害保険の補償内容

補償の上限金額をできる限り低くできないか確認しましょう。

 

「人身傷害保険」とは、怪我をした場合の、治療費、会社を休んだ場合の補償、慰謝料などが保証範囲内で支払われます。

 

搭乗者傷害保険の補償内容

こちらは、そもそも必要かどうかチェックしましょう。いらなければバッサリカットです。

 

「搭乗者傷害保険」は、通院1日あたり◯◯円、あるいは部位や症状に応じて◯◯円といった形で支払われる保険です。

 

怪我をしたときの治療費は、人身傷害保険さえ加入していれば賄うことができますから、搭乗者傷害保険は絶対に必要という訳ではありません。

 

最近では、通院1日あたり◯◯円支払いという日数払い方式の搭乗者保険を採用している保険会社はだいぶ少なくなっていますし、搭乗者保険がつかない保険会社も増えています。

 

 

また人身傷害保険は、死亡した場合や、重度の後遺障害が残った場合でも、設定した上限金額が全額支払われる訳ではありません。

 

どういうことかというと、例えば仮に人身傷害保険を1億円に設定した場合、支払われる保険料は自分の現在の年収や職種、家族構成などから計算されます。

 

生きていたら稼いでいたであろう金額 - 生活必要経費 = 支払い保険金

 

生涯稼ぐ金額から生活費を引いた金額が1億円を超えるという人はほとんどいませんよね。よほどの高収入の方でなければ1億円もらうことはできません。

 

また、他に生命保険などに加入している場合には、そちらも支払われるケースがありますので、自動車保険でそこまで高額の補償をつなくても残された家族が生活に困ることは可能性としてはとても低いのです。
人身傷害保険の上限金額の設定は、補償が不足しない範囲でできる限り低くしましょう。そうすれば保険料を抑えられます。

 

 

無駄な特約をつけていないか見直す

 

自動車保険には様々な特約がありますが、これも自動車保険をややこしくてしている要因のひとつです。

 

その中でも他の保険と補償内容が重複することが多い特約がありますので、無駄な特約をつけていないか見直しましょう。

 

チェックするポイントはどこ?

 

弁護士特約と日常生活賠償保険

「弁護士特約」と「日常生活賠償保険」といった特約は、自動車保険以外の傷害保険や火災保険にも同様のオプションが無料でついていることが多いので、自分が加入している保険の補償内容を確認して、重複しているようであれば外してしまいましょう。

 

代車特約

提携修理工場の紹介制度があれば代車は無料で提供されるケースが多いです。そうであればカットしてしまいましょう。

 

保険会社には提携修理工場への紹介制度というのがありますので、この制度を利用させてもらえれば代車は無料で提供されます。

 

代車特約をつけたいと思ったら、まずはその保険会社に提携修理工場があるかどうかを確認しましょう。

 

 

車両保険をエコノミー型にする。免責金額の設定

 

車両保険をつける場合には、エコノミータイプの車両保険を検討しましょう。

 

それでも保険料が高いという場合には、免責金額(自己負担額)をつけることも合わせて検討しましょう。

 

どこをチェックすればいいの?

 

車両保険

事故を起こしてしまったときに、自分の車の修理代を補償してくれるのが車両保険です。

 

車両保険をつけると保険料が高くなるので敬遠されがちですが、万が一事故を起こしてしまったときに車両保険がないと多額の出費を強いられることになります。

 

車に乗っている以上、事故を起こす、巻き込まれる確率は0ではありませんので、車両保険をすべてカットというのはさすがに心配です。

 

車両保険をできるだけ安くするためには、補償範囲が広い「一般タイプ」ではなく、限定されている「エコノミータイプ」を選ぶことをおすすめします。

 

エコノミータイプが補償する範囲は、基本的に対車両事故のときだけ。対物、対人事故の場合は補償されません。

 

免責金額(自己負担額)

免責金額とは、事故を起こして保険料が払われるときに自己負担する分の金額のこと。自分で払う分、保険料が安くなりますよ、という仕組みです。この免責金額は5万円と10万円を選べるので自分が負担できる範囲で設定します。

 

それで大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、車両保険はあくまでも「自分の車」に対する補償です。対物や対人事故を起こしたときに愛車が受けるダメージは少ないでしょうら、修理代が跳ね上がることは稀ですし、万が一対人事故を起こしたときにの先方への補償は基本的に無制限に設定されているで心配する必要がありません。

 

 

毎年必ず見積もりを取り直す

 

一番安い自動車保険を選ぶためには、毎年更新のたびに複数の保険会社から見積もりを取る必要があります。

 

同じ条件で複数の会社から見積もりを取るのがポイント

 

保険料は条件によって変わるので毎年必ず見積もりを取り直すこと。そして、同じ条件でも保険会社によって保険料は違うので、複数の保険会社を比較することが大切です。

 

自動車保険は条件が異なると保険料が違ってきます。さらに同じ条件でも保険会社が違えば保険料も変わるのです。

 

つまり、通販型自動車保険の中でも有名なA社が、あなたにとって毎年一番安い自動車保険の会社であるとは限らない、ということです。

 

 

毎年更新のたびに複数の保険会社の見積りをとって、保険料を比較しましょう。そうすれば、毎年確実に一番安い自動車保険に加入することができるんです。

 

 

ちなみに、毎年保険会社を変えても等級などは引き継がれるので、あなたに不利になることはありません。

 

 

自動車保険は基本的に1年契約ですから、私も保険料に応じて、年によって保険会社を変えています。それでも何も問題はありません。

 

自動車保険の見積りを取るには、一括見積もりサービスを利用するのが便利です。このサービスを使えば同じ条件で複数の保険会社から簡単に見積もりを取ることができます。

 

 

利用は無料。一括見積もりサイトへ行って、車両や個人情報を入力すればすぐに数社の保険料を比較することができます。

 

 

「保険スクエアBang!」では、最大20社から一括で見積もりを取ることができます。同じ条件で保険料を比較できるので非常に便利です。登録している会社も大手ばかりですから安心感がありますよね。直接契約するよりも一括見積もりを経由したほうが安くなるので私も毎年使っています。

 

自動車保険会社最大20社へ一括見積もりできるサービス

 

もちろん、必ず保険に加入する必要はありません。今のままが良ければそのままで大丈夫です。

 

一括見積もりサイトで申し込んだあとは、数回メールやハガキで案内が来るぐらいで電話勧誘などは一切ないので安心して利用できますよ。案内ハガキなどは、むしろ更新時期が近いことを気づかせてくれるのでありがたかったりします。

 

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